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台風10号豪雨災害被災地訪問記〔1〕
私達「個人ボランティア集団ブルーシート」では、 2016年8月31日に発生した岩手県岩泉町の被災地を、今年5月24日〜28日に訪問した。
災害ボランティアとしては、災害の発生から、あまりにも遅すぎる現地訪問である。
言い訳はいくつもあるが、多くは語るまい。
一つは資金難!
もう一つ挙げるなら、町が孤立し到達手段がなかったことである。
私達ブルーシートでは10年の長きに渡って、岩泉町に隣接する『田野畑村』で過疎化対策の一助たらんと音楽イベントを開催してきた。
そのイベントを、10年を目処に打ち上げたのが2016年7月であった。
その間、2011年3月には東日本大震災が発生。
なんと、田野畑村も岩泉町も、あの大津波で多大な被害を被ったのである。
元来、災害ボランティアである私達ブルーシートは、知人も多くなったこの地域の被災を無視することはできない。
この時、私達の要請に即座に対応して頂いたのが、岩泉町長の伊達氏であった。
岩泉町中里地区の地域センター(体育館)の提供を受け、以来、北三陸地区被災者支援活動の現地本部として100日間余りも利用させていたたいた。 東北北部沿岸という地域的困難さもあって、この地で早期より本部を構えて活動したボランティア団体はほとんどなく、いやが上にもブルーシートの知名度は高くなっていた。
こうして、私達ブルーシートと岩泉津波被災者や行政、社会福祉協議会などとも強い結び付きが出来たのである。
その岩泉町に、降って沸いたのが特異なコースを辿った台風10号の災害被災であった。 田野畑村で10年間続けた、song of heavenのイベント最終回を終え、全ての機材を撤収したばかりのブルーシートには、この岩泉災害に対応する体力は残っていなかった。
機材置き場として地元の方に借りていた民家もお返しし、寝具や炊事道具のほとんどを処分した直後である。
song of heavenの宣伝ユニットである「山とケ」(山口ひろとし、ケーナ)は同時にブルーシートの副代表でもある。

私の妻や福原正登など、ブルー・シートのメンバーはこの災害にいかに対応できるのか?
今、出来ることは何か?
苦悶を繰り返していた。

つづく


ブルー・シート代表
角田四郎
author:ブルー・シート, category:最新情報, 08:05
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